進学教養コース
幅広い教養を身につけて、
難関大学〜中堅大学に進学することを目指すコース
幅広い科目を学んで教養を身につけ、MARCH(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)、日東駒専(日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学)などの難関大学〜中堅大学を目指します。
【進学教養コースの学びのポイント】
- 幅広い教科を3年間、じっくり学ぶことができます
- 文系・理系を問わずに大切な「英語」の授業時間数を多くしています
- 選択科目で国語・数学・理科・社会などの授業を重点的に学び、万全の受験対策を行います
カリキュラム(2025年度 入学者対象)
※複数の科目が並んでいるものは選択科目です。
※歴史特論(世界史特論・日本史特論)
学びの特徴
「分かったつもり」でなく「自分でできる」にすることが目標
「分かったつもり」と「自分でできる」は違います。「分かったつもり」で終わるのではなく「自分でできる」にすることが必要です。授業は、学習内容を解説するだけでなく、「面白い」「私にもできるんだ」と感じられる展開を盛りこみます。また、小テストなどを頻繁に行って理解度を確認します。
3年間の学習内容を確実に習得できる授業~補習・講習体制
生徒一人ひとりが授業に確実について行くことのできる授業~補習・講習体制を整えています。授業では、それぞれの生徒の理解度を丁寧に把握します。また、模擬試験を受験する前には、模試と同じような形式で試験に慣れ、生徒が実力を発揮できるようなフォローも行います。
一人の生徒の学習状況や進路を、全教員で見守るカンファレンス
それぞれの生徒に関わる教員が、生徒の学習状況を把握し、進路を実現するために何に集中して取り組むべきかなどを話し合います。これを「カンファレンス」と呼びます。生徒にあった最も的確な進路指導を行って、3年間の学習を定着させ、効率的に進路を実現できるようなフォロー体制を整えています。
進学教養コースの取り組み
女性の生き方(キャリア)を考える「総合的な学習の時間」
女性の生き方を知り、自分の生き方(キャリア)を考える。
ーーそれがキャリア部の「総合的な学習の時間」です。例えば、「日本は他国に比べて管理職で活躍する女性が少ない」という課題を発見したとします。その課題に対する調査や議論などを通じて解決策を提案・実行します。
3年間の学び
1年生
「分かったつもり」で終わらせない授業
わからないまま授業がどんどん進んでいくのではなく、必要な学習を着実に進めていきます。「わかりやすい」授業を通じて、基礎的な土台を固め、自力で応用できる力を養います。
2年生
「できるまで」支えるフォロー体制
2年生の学習内容を、生徒一人ひとりが確実に理解できる授業~補習・講習体制を整えています。また、模擬試験の受験前には、試験に慣れ、実力を発揮できるようにフォローも行います。
3年生
学習や進路を見守り・サポート
一人ひとりの学習状況や希望進路を担当の教員が把握。受験対策などを話し合ったうえで進路指導を行い、授業→補習・講習を繰り返しながら合格までサポートします。
コース共通科目
在校生・卒業生・教員の声
在校生の声
進学教養コースでの経験とプレゼン能力の向上
進学教養コースでは、英語の授業が多く、4技能を授業で網羅しています。1年次には進学に関するプログラムが多いため、将来について様々な視点から考えることができます。現在は生徒会役員や文化祭執行部、クラス委員などたくさんの団体に所属し活発に活動しています。達成感ややりがいもありますが、忙しく辛いと感じる時もあります。しかしながら担任の先生や顧問の先生がしっかりサポートしてくれるので、辛いことも乗り越えることができ自身の成長を感じることができました。最後に自分自身が一番成長したと思う点は、プレゼン能力がついたことです。探究の時間では、班やクラスで自分の意見や考えを発表する機会が沢山設けられていて、今までは話したくてもうまく話をまとめることができなかったのですが、今年度の学校説明会で人前で発表することでき、それを多くの先生方に褒めていただき、自身の成長を感じることができました。
自分の道を進むための学びと教養を得る
私は将来、理系の就職を考えていて、そのために進学教養コースの理系選択科目に励んでいます。大学受験に大きく関わってくる英語なども、小テストが頻繁にあるので苦手意識がある自分でも今何を勉強するべきなのかを把握でき、受験対策に役立っています。
卒業生の声
努力が実を結んだ3年間
私が進学教養コースを選んだ理由は、大学に進学するために必要な知識を養いたいと思ったからです。進学教養コースでは、1年生の時から幅広い教科を学びます。理科は3分野、英語は週5-7時間ほど学び、中学で習ったことをもう一度復習感覚で習い、空き時間には分からない所を先生に聞きに行くなどして理解を深めることができます。また、クラスメート全員が進学をめざしているため、助け合い、教え合いながら協力して頑張りました。そして、活動を通して得たことは、自分から行動を起こすことの大切さです。最初からできないのではないかと悲観せずに、まずは小さなことから行動を起こしていくことがとても大切だと思います。
私が最初に進もうとしていた進路は、医療系4年制大学でした。医療なら自分が誰かの力になれるかなと感じたからです。ですが、私自身興味がある分野がとても多く、進路を決める際にとても悩んでいました。悩んでいる中、私が高校一年生の時に企業の方とのマーケティングができる機会がありました。私はマーケティングがどのような仕事なのか知らなかったので、興味本位で参加してみようと決めました。企業の方からの依頼として、10代をターゲットに売り上げを上げるためのアイデアをチームで考えることでした。私が所属していたチームでも次から次へと案を出し、どう工夫をすれば、お客さんが喜んで手に取ってくれるのか、試行錯誤を重ね、企業の方にプレゼンをしました。そして3年の夏に企業の方からの連絡で、私たちのチームが出した案が採用されたと聴きました。
チームの一人一人が一つの目標,目的に向かって頑張ったこと、それが名前も知らない誰かのためになっているという達成感を感じたことをきっかけにマーケティングや商品開発、企画などの仕事をやりたいと強く思いました。
進路を決定する際に自分が興味,関心があることには率先して調べたり、体験したりすることがとても大事だと思いました。
自分の進路が決定してからは、本格的に受験に向けて準備をはじめました。今まで苦手だった教科も諦めずに向き合い、できないと決めつけずに違う勉強方法を試し、テスト1ヶ月前から暗記を始めて、最終下校時刻まで居残って勉強をしました。その努力の結果、成績は過去最高の成績をとることができました。
また進路が決定する前から続けていたアンバサダー、マーケティング、部活動などの教科外活動に積極的に参加していたこともあり、大学入試の際はその経験が大いに役立ちました。
セブ島研修が進路の決め手となりました!
英理の魅力は女子校ならではの環境にあると思っています。周りの目を気にせずに学びたいことに集中できたことが、第1希望の進路に進めた理由だったと思います。2年生の時にセブ島の語学研修に参加しました。フィリピンの人たちと英語で1対1で話すことで、交流の楽しさと語学の面白みを生で知ることができました。帰国後には、語学をもっと勉強したいと思うようになり自発的に取り組むことができました。アジアに興味があるため、大学では第2外国語で中国語を専攻し幅広い視野と知識を身につけています。
担当教員からのメッセージ
「夢を見つけ、夢を実現!」自分らしいキャリアプランをデザインし、目指す大学に合格!
進学教養コースでは大学合格を目指し、英語を中心とした幅広い科目を学びます。受験対策を万全にすることで生徒に自信を持って受験に臨んでもらいたいと考えています。進学教養コースで可能性の幅を広げて、ぜひ夢を掴みましょう!