理事長・校長日記キャリア部
世の中の仕事はかけ算で~可能性は無限~
先日、生徒と話をしている時に、
「高校を卒業した後の進路はどうしたいと考えているの?」
と質問をすることがあり、その時に生徒から
「具体的にどうしたいか、分からないんです。」
という話を聞きました。私自身の高校時代にも、同じようなことを思っていたなぁ・・・と思いつつ、生徒の興味や関心のありそうなことを聞いてみると、”海外” “国際”といった言葉とともに”コンテンツ” “Japanese Culture” “アニメ・マンガ”などのキーワードが浮かび上がってきました。
「それらを両方かけ合わせる仕事が世の中に存在するはず!たとえば、海外にマンガとかアニメとかを輸出するときに、その権利を交渉して契約書にまとめるという仕事も存在するし、そうしたコンテンツを海外に販売するためのプロモーション・営業のような仕事も存在するよね。また、そうした作品に英語の字幕を入れるという仕事も必要になってきたりする。”海外”とか”コンテンツ”だけでは仕事として何があるのか分からなくても、その2つをかけ算するとうかびあがってくる仕事もあります。そういうのを、探していくと良いのではないか思う。」
と話をしました。こんなこともできるのではないか、と”ある分野”と”別の分野”をかけ合わせることで、可能性は無限に広がると思います。
とはいえ、高校生という立場で”世の中に存在する仕事”について知ることは限界もあると思います。そこで、あわせて紹介したのがこちらのサイトです。このサイト内で「職業調べ」というタブをのぞいてみると、「好き」で調べる、「分野」で調べる、「職業名」で調べる、「ランキング」から調べる、などいろいろな切り口から職業を調べることができるようになっています。また実際に仕事をしている大人の人のインタビュー動画なども掲載されています。参考にしてみてください。
また、「そもそも何のために働くの?」という点も曖昧なことも多いのではないかと(自分の高校時代の記憶を振り返ってみて)いうことで、こんな本もあわせてご紹介したいです。
こちらに本の特設サイトもあります。
「そもそも何のために働くのか」「働くってどんなことなのか」「私はどうやって働いていけばいいんだろう」などの疑問にぶつかっている人には、ぜひ一読をおススメします。