理事長・校長日記理事長・校長日記理事長・校長日記iグローバル部キャリア部
11年目の3月11日
ちょうど先ほど14時46分に、1人部屋で黙とうしました。
東日本大震災から、11年の時が経ちました。
ついこの間のことのようにも感じられますが、この11年の間に様々なことがあり、この2年はコロナ禍でもあり非常に長い時間が過ぎたという感覚もあります。
(ちょうど本学園は、11年前のあの日も「期末試験最終日」(今日と同じく、です)で、14時46分には部活でかなり多くの生徒たちが学校に残っていました。電車が止まり、街に混乱が起きている中、60人以上の生徒と教職員が学校で一晩過ごしました。幸運なことに水や電気・ガスなどのインフラが全く平常通りでしたので、先生たちがものすごいチームワークを発揮して食事なども準備してくれて、皆が安全に過ごすことができました。)
ですが、津波の被害の甚大だった東北地方ではその日以降、耐え難い困難に直面された方々が多くいらっしゃいました。さらに、いまもなお、被災地で大変な思いをしている方々がいらっしゃること、完全な復興にはまだ至っていないことなどを、改めて胸に刻んでいます。
日本は災害大国で、特に地震や津波などから逃れることができない国に我々は生きています。日頃から、「有事の対応」を考えて備えておきたいものです。そして、何か一つでも自分がその復興の役に立てることを行動に移して行きたいですね。(私は毎年必ず3月11日にYahooの復興支援検索をするようにしたり、毎年被災地のいくつかにふるさと納税したりしています。一人ひとりのできる範囲は決して大きくなくても、それを継続することがとても大事だと考えています。)