理事長・校長日記iグローバル部
プレゼンが世界を変えてきた
今日は、iグローバル部の2年生を対象に、伝説的なプレゼンター・澤円さん(元日本マイクロソフト株式会社業務執行役員)にお話を頂く機会を得ました。(澤さんについてはこちらをご覧ください)
生徒たちは学校の授業、行事、学校説明会、学校外のコンテストなどさまざまな場でプレゼンテーションを行う機会があります。高校生の今からプレゼンテーションの力を養っておくことは、今後の人生のあらゆる場面で役立つと考えています。そこで、マイクロソフトの中でも年間300回以上プレゼンテーションをされ、マイクロソフトの創業者・ビルゲイツさんから、そのプレゼン力を”Chairman’s Award”という賞で表彰された澤さんから生徒たちにお話を頂くことになりました。
澤さんには、Zoomでご参加いただきましたが、大人の私も、冒頭からメモを取る手が止まらない!!!
「プレゼンが世界を変えてきた」「プレゼンは成功のスタートライン」 そんな、大げさな・・・と思われるかもしれませんが、この後に澤さんはキング牧師やヒトラー(←この場合には、悪い意味で・・・)、ウォルトディズニーの例を話されました。3人とも非常に分かりやすいプレゼンテーションで人々の心に訴えかけ、世界の歴史を変えてきたことを思うと、改めてプレゼンテーションの大切さを痛感しました。
そして、プレゼンテーションを行うことは、相手に対して「プレゼント」を渡すことと同義だ、ともおっしゃっていました。その際に
- 一番大事なのは、「中身(コンテンツ)」で、ここを磨くことが何よりも大切
- その他の「話し方」「スライドの作り方」などは、テクニックとして知っておいたほうが良いけれど、それよりも何よりも大事なのは、中身である
このお話にも、納得しすぎてノックダウンされました。
「自分の伝えたいことを言語化する」「時間軸(いつまでに)を含める」「そのことで、どのような体験ができるのか(具体的にイメージできること)を含める」などのポイントも大切、ということをあわせて教えて頂きました。
生徒たちからいくつかの質問も出て、学びの多い1時間となりました。
お忙しい中、生徒たちのためにこのような貴重な機会を作ってくださいました澤様、本当にありがとうございました。