理事長・校長日記iグローバル部
SDGsの「自分ごと化」
先週土曜日に、iグローバル部1年生の「SDGs探求に関する中間発表」がありました。
教育の問題やジェンダー問題、海洋環境の問題、食品廃棄の問題、ゴミの問題・・・。生徒たちが、自ら関心を持った「Sustainable Development Goals」のテーマに対して、現時点までどのような問題を認識し、どのような解決ができそうかを考え・行動したかを発表しました。
話を聞いている中で
「SDGsのような地球規模の問題は、あまりにもスケールが大きいので、自分たちでは解決ができないのではないか」
と不安を抱いている生徒もいたようでした。
そこで、彼女たちに
SDGsって、決して一人の人が問題全てを解決しよう、ということではなく、みんなができる「小さな一歩」を積み重ねて行こう、ということなんだよ!
ということを伝えました。
たとえば、「冷蔵庫の中で消費期限がとっくに過ぎてしまった飲み物・食べ物を捨てる」をやめることができたら・・・
* 私一人がやめることができたとしても、大きな意味があることです
* さらに先進国に住んでいて、食料に困っていない10億人くらいの人が皆、食べ物を捨てないようにできたら、どれだけ食糧問題の解決にインパクトがあるでしょうか
一人ひとりが「自分ごと」として行動していこうね!という精神が、SDGsの根底に流れています。
今、私たち自身ができることから、始めてみましょう!そして、さらに「私だからこそ、考えてできること」という視点も、ぜひ皆さんの提案の中に取り入れて欲しいと思っています。
今後の進展に期待しています☆