理事長・校長日記理事長・校長日記iグローバル部
経営コンサルタントに学ぶ「探究」のアタマの使い方
今日は登校日でしたが、iグローバル部1年生は「探究」の特別講座を受講しました。
本日のゲストは、もともと外資系戦略コンサルティングファームで20年以上お仕事をされてきた経営コンサルタントの方。「探究」するときのアタマの使い方(ロジカルシンキング)についてお話をしてくださいました。
iグローバル部1年生1学期の「探究」の授業では、動画を見たうえで出題される
「あなたが〇〇の立場だったら、どのような決断を下しますか?」
という問いに対して、考え・グループディスカッションを行い・発表するという経験をくり返してきました。
いわば、「How(どうする)」の部分を自由に考えて提案するというトレーニングを重ねてきたと言えます。
本日の特別講座では、その「How(どうする)」の部分を思いつきで考えていくだけでなく「Why(1.どうしてそれが問題なのか、2. その問題が発生したのはなぜか?、3.その策が有効なのはなぜか?)」をあわせて考えることの大切さについて、お話をうかがいました。
そのWhyとHowの両方を考えて~行動することで、目標とする状態に到達できるというお話を聞かせていただきました。
これから1年生は、自らが「大切」で「解決すべき問題」と感じている世界の課題について探究活動を進めていくことになりますが、ぜひ
- こうすれば良い、というHowの提案
をするだけでなく、
- そのHowは、どうして(Why)必要で、どうして有効で、どうして問題に対する解決策といえるのか
ということをセットにして考えて行って下さい。皆さんがこれからどのような社会の課題になぜ着目して、どのように解決していくのか、非常に楽しみにしています。