理事長・校長日記理事長・校長日記iグローバル部
AIで生成したアートは本物? -Stanford e-Eiri
今日、iグローバル部の2年生はStanford e-Eiriの講座(オンラインでアメリカのスタンフォード大学と本校を結んで行う講座)を受講しました。
この講座では、毎回担当のグループの生徒たちが、
- 自分たちが選択したテーマで
- 自分たちのデザインした授業の教材・進め方で
- 英語で
授業を行います。今日のテーマは”Authenticity of AI-generated Art” (AIで生成したアートは本物か)。今年は生成AIが非常にスポットライトを浴びた年でもあり、タイムリーで大変興味深いテーマでした。
授業では生徒たちの授業構成力が秀逸でした。
まずはクラスの生徒たちに「キャラクター」「食べ物」「AI」というキーワードで手描きの絵を描いてもらいました。
その上で、同じ指令をAIにしたら、どのような絵が出てくるのかを、オンライン上で確認しました。(ドラえもん、という単語を入れてAIが生成する絵が・・・微妙にドラえもんではなかったりと・・・なかなか興味深い結果が)
さらに、「どちらがAIの作成したものでしょう?」というクイズが何問か出されました。
こうして授業に参加してみて、つくづくAIの力の凄さに驚かされました・・・そして今後さらにこの性能が上がっていくということも考えると、まったく新しい時代がやってくるということを実感できました。
その上で、AIのメリット・デメリットについても説明がありました。
こうしたAIと私たちは、どのように関わりながら生きていくべきなのでしょうか。
私自身も非常に学ぶところの多い、刺激的な授業でした。高校2年生の授業設計力が非常に高く、驚かされました。生徒の関心のあるテーマについての授業を受け、周りの生徒たちにもその面白さが伝わりました。前回に引き続き、素晴らしいセッションとなりました。