来週の読書週間を前に～最近の、お薦め本～

あっという間に6月がやって来て、皆さん学校行事や部活などに忙しい日々かと思いますが・・・来週のことは頭の片隅に入っていますでしょうか？！

来週は・・・読書週間です！

朝、一斉に全校で読書する時間をとるのですが、皆さんどの本を読むかはもう決めていますか???

先ほど、司書の先生とお話していて、盛り上がった本＆私の最近読んだ中では断トツのおススメ本があるので、ご紹介したいと思います。

それは・・・↓

皇族の彬子女王殿下が書かれた『赤と青のガウン　オックスフォード留学記』です。

X(旧twitter)にこの本が面白いと書いた方のつぶやきが話題となり、もともと単行本で出版されていたものが「文庫本」として出版されることになり、10万部のヒットとなっているそうです。

彬子女王殿下は、日本の大学を卒業された後、オックスフォード大学の修士課程に進学され、さらに博士課程まで修了されました。その時の様子を、非常にユーモラスに、ですが皇族の方とは思えないほど我々と同じような感覚で描かれています。

（皇族の方が格安航空で、ご自身でスーツケースを抱えて旅行されるなどということは、とても想像できなかったのですが、彬子女王殿下は実際にそうされていたとのこと。その時の様子なども、この本の中で非常に面白く描かれています。かと思えば、エリザベス女王とのお茶の様子なども書かれていて、どちらも大変興味深いエピソードです。）

雲の上の存在としか思えない皇室の方々が、このように苦労されたり悩まれたり、でも留学生活でかけがえのない友情をはぐくまれたりという我々と同じということも色々あるのだな、ということが伝わってきて、共感しながら一気に一日半くらいで読み終えてしまいました。

関心を持った皆さんは、ぜひ読んでみてください！