ICT&STEAM(共通)
英理のSTEAM教育
STEAMとは
STEAMとは、「Science(科学)」「Technology(技術)」「Engineering(工学)」「Art(芸術・創造力)」「Mathematics(数学)」の頭文字を取った教育分野の総称。ICT化が進むビジネスの現場やAIを活用する社会で活躍できる、論理的思考力を持つ人材を育成する授業が、カリキュラムに組み込まれています。
身近なテーマからサイエンス実験~大学教授から学ぶ~(希望制)
麻布大学の生化学研究室の協力を得て、遺伝子組み換え実験や実験を年に2回行っています。大学の実験室で大学の先生や学生の皆さんの指導をうけながら、本格的な実験と遺伝子にまつわる様々なテーマでのディスカッションとポスタープレゼンを行います。より深い学びを求める生徒に最適です。PCR検査や遺伝子組み換えなど生活に関連するてーかで生物から化学分野の実験を校内または大学などで行い、理数系分野に対する関心を高めます。
情報~SCRATCHを活用した授業~
プログラミングの基礎学習の一環として、Scratchなどのビジュアルプログラミングツールを活用し、オリジナルのゲーム制作に取り組みます。生徒は各自が持つiPadを用いて、独自のアイデアを交えたゲームを設計・プログラムします。制作後には、完成した作品をクラス内で共有し、互いのゲームを操作しながらフィードバックを行うことで、発想力やプログラミングスキルを深めます。
最終的に、オリジナルゲームの完成度や創意工夫をもとに、総合的な評価を実施します。
プログラミングを学んで、社会の課題解決に役立てる
本校では授業でPythonなどのプログラミング言語を学ぶことに加え、希望者が世界中のアート・デザイン分野で広く使われているProcessingを元にしてつくられたプログラミング言語p5.jsなどの言語の基礎を学び、コンピュータで表現したいものを自由に創造します。
さらにここで学んだスキルを、世の中の課題を解決するために活用し、地域や国~世界の問題解決に貢献します。
「アプリ」の制作や「3Dプリンター」を使った活用(希望者)
STEAM教育で習得した知識、スキルは、授業外のさまざまな活動へ発展させることができます。スマートフォンの新しいアプリ制作を行ったり、3Dプリンターを使ってユニークなものを作成し、社会に役に立つものを作成するなどの社会貢献活動にもつなげます。また希望者は、外部のコンクールやコンテストなどに積極的に挑戦しています。
データを活用した仮説思考
アクセンチュア株式会社の高校生向けSTEAM講座を受講し、問題解決のために仮説をたて、データを分析してその仮説を検証することを学びます。
数学や統計学、食品化学など
野菜や小麦栽培の際に水分計測や水やりのためのプログラミングを学び、その知見を用いて成長度を研究します。そして、収穫した作物のタンパク質を計測したり、栽培方法を分析する過程で数学や統計学を深く学び活用します。また、栽培した野菜の栄養素を分析したり、調理加工の際の加工や調理方法、微生物による発酵、食品保存など食品化学の世界についても学ぶことができます。