理事長・校長日記iグローバル部
女性の可能性
先日のiグローバル部の学校説明会に参加してくださった保護者の方(お母さま)が、アンケートに書いてくださったコメントを拝読しました。
(私の話を聞いてくださった感想として)
「私自身が女性だからという見えない抑圧を感じていたこともあったように思います。女子校というと、マイナスイメージで受け止められることもありますが、女性の可能性を広げていく場でもありえるように感じ、共感しました。」
との言葉を残してくださいました。
私は自分自身が小学校・中学校・高校とずっと女子校で育ったせいか、「これは男性がやること/女性がやること」という感覚や「女性はこう行動するべきだ」という概念がありません。「女性も男性も関係ない」といつも思っていて、幸い大学以降も常にそれが当たり前だという場に身をおいてきました。振り返ってみると、女子校時代の「当たり前」と思っていた感覚や行動パターンが、その後の人生で役に立っているなと感じます。
今の中学生の皆さんが大人になるころは、「女性であっても男性であっても、誰もが社会に参加する」ことが、より一層当たり前かつ大切になると思います。なぜなら、日本はこれから人口が減少して、少子高齢化が加速するからです。働き手として、女性もとても大切な存在です。
そのような社会で生きていく皆さんには、のびのびと行動できる高校時代、女性・男性に関わららず、「自由に行動する」高校時代を送っていただきたいと思います。
先日の説明会に参加してくださったお母さまがおっしゃる通り、女子校には、女性の可能性を広げることのできる環境があります。そんな本校を、ご覧になりませんか?
明日15:00からラスト2回となった学校説明会を開催します。ぜひ多くの皆様にお会いできることを楽しみにしています。