人生、それは学び続けること

あっという間に4月も終盤に近付いてきました。そして、「平成」という時代もあと数日で終わり新たな時代が始まろうとしています。

そんな最近、さまざまな方にお会いする機会があり、つくづく感じていることがあります。それは

「人生とは、学び続けること」

だということです。

先日、ある総合商社にお務めの、30代後半の方にお会いしました。お仕事をされながら、週末に大学院に通われて、さらにはご自身の専門分野で（仕事とは全く関係ない）「コンテスト」などにも挑戦されているとのお話をうかがいました。なぜそのようにお忙しい中で、さらに学ぶのですか？と聞いてみると

「これだけ変わっている世の中に追いついて、そこで何かを生み出していくためには、学び続けることが必要だと思うから」

とおっしゃっていました。

今日は、あるメディアで記者をされている方と数年ぶりに再会しました。

「実は私、海外の大学院に出願して、合格したんです！」

とのこと。紙のメディア（新聞や雑誌、本など）がどんどん衰退していく中で、これからメディアはどのように生き残っていくことができるかを、しっかり考えたいと思って、大学院で学びたいと思ったとのお話でした。

また、お仕事をご一緒している方も、最近お仕事のかたわら、イギリスの大学院に進学したとお話されていました。（オンラインで課題などを提出したりすれば、学位を取得することができるんですよ、とのこと。）

世の中は常に変化しています。世の中には、いつも未知の世界が広がっています。

ですが、それを恐れるのではなく、学び続けることでその世の中で生きていくことを楽しむことができるのだな、とつくづく感じました。

高校の時代は、「学ぶ」ことに集中できる、とてもぜいたくな時間です。「勉強するなんて、嫌だ」と思う人もいるかもしれませんが、自分が面白いと感じられることを、まずは学んでみませんか。身の回りで興味を持ったこと、好きな分野、何でも良いのです。本を読んだり、調べたりすることを、初めてみませんか。それがどんどん他の分野への関心にもつながり、学ぶことが楽しくなると思います。この3年の間に学び続ける習慣を身に着けられたら素敵ですね。それはきっと皆さんの人生を豊かにしてくれると思います。