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理事長・校長日記iグローバル部

「これまでの自分を変えたいと思って」

最近、生徒たちの思いを聞く機会が何度か重なり、印象に残ったことがあります。それは、生徒たちから聞いた以下のような言葉です。

「中学校までの私だったら、こういうことに自分から手をあげて挑戦することはしなかったと思います。でも、私はこれまでの自分を変えていきたいと思っています。今回”やってみよう”と思ったのは、このことに挑戦することが、何か自分を変えるきっかけになるのではないかと思ったからです。」

「中学校の時の私は、男子も同じクラスにいたりして、自分から手をあげるようなタイプではありませんでした。みんなをまとめていくことに興味はあったけれど、自分にその役割が務まるかなと思っていたからです。でも高校に入って、ここなら女子だけだし、人数もそんなに多いわけでもないからできるのではないか、やってみようと思うようになりました。」

それまでの環境の中で、もっと挑戦してみたい、自分の可能性を試したいと思っていたけれどできなかった。それを高校生になって新しい環境でやってみようとしている — そのような彼女たちの姿勢がとてもまぶしく頼もしく思えました。

女子校の本校では、男の子の目を気にする必要はありません。自分の興味のあること、やってみたいと思っていることに自由に挑戦できる場です。その環境をフルに活かして、ぜひみなさん自身が「なりたい自分」の姿に近づく3年間にして欲しいと思っています。