理事長・校長日記キャリア部
いつだって”Who What How”
今週も色々慌ただしい1週間でした。
一昨日は、某大手企業さんとコラボレーションさせて頂いているプロジェクトのメンバーが集まって、「〇〇の商品を若い人に買ってもらえるようなプロモーション案」の検討を行いました。
これまで2回、案の提出→(大人の指摘・アドバイス)→改訂案の提出、というプロセスを経てきた生徒たちですが、まだまだ不足している部分があります。
一通り生徒たちに話を聞いたあと、私からお話しました。
「みんな、いいですか、どんな企画を考えるときであっても、絶対に必要なのが“客観性”と”具体性”。この二つがみなさんの提案には、まだまだ欠けています。”自分が好きだから良いと思う”、では全然説得力がない。10~20代の女性の〇〇パーセントがこういうものが好きだという調査結果があるから、このグッズをつけたキャンペーンをしましょう、というような”客観性”が絶対に必要なのに、皆さんにはそのような客観性を含める努力のあとがほとんど見えない。また、”具体性”も大切です。YouTuberとコラボする、と書いている人がいますが、”何というYouTuberと、なぜ、どのように、どのくらいの期間でコラボレーションして、こういう結果を得られることを目標にする”という具体性も絶対に必要です。しかし、多くの人の案にはそのような具体性がなくて、なんとなくのイメージでしか案が書かれていません。
これからどんな場で、どのような企画をしたり発表をしたりする際にもこの”客観性”と”具体性”を忘れずに。それを忘れないようにする 良い言葉があります。それは・・・
WHO WHAT HOW
です。」
そのような話をした時、私は大学院に入学した日に先輩から言われたことを思い出していました。
When you talk/propose, you guys always should include “who what how” elements. Remember “who what how.” (この学校でこれからどんな話をする時でも、「誰が 何を どのように」という要素を必ず入れる必要があります。この「誰が 何を どのように」は絶対に覚えておいてね。)
それ以来、私は頭の中で常にこの3要素を整理するようになりました。
来月にはこのプロモーション案をさらにブラッシュアップして企業の方にプレゼンテーションする予定です。皆さんの客観的で具体的で、創造的かつ新しい!提案を楽しみにしています。