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理事長・校長日記iグローバル部

探求活動と客観性

先日、希望者の生徒たちがある企業の定番商品のプロモーション案を考えて、企業の方にご提案をさせて頂いたことをお伝えしました。このプロジェクトは「これが正解」というものが存在しない、課題解決型の探求活動といえます。この活動に参加してみた生徒たちは、

「物事を客観的に見て考える力がついたと思います。」

「提案の根拠などになるデータが、かなり大切なのだということが分かりました。」

などの感想を抱いているようでした。

この客観性、データから読みとれることをもとに考えるという姿勢は、とても大事で、iグローバル部で3年間を通じて行う「世界の課題(SDGs)に対しての提言」をまとめる際にもぜひ常に意識して欲しいと思います。

そんなことを考えていた折、ふと見つけて、ぜひ皆さんに紹介したいと思う本がありました。

 

 

多くの著書があり、かつさまざまなメディアにも登場されている落合陽一さんの『2030年の世界地図帳』(SB Creative, 2019)という本です。2030年に世界がどのようになるのか、またどのような世界にするかを考えるうえで参考になるであろうデータが地図帳上にぎゅっと詰まった本です。

総合の探求活動をしている皆さんには、かなり役立つ内容が満載ではないかと思います。読み終えたら、教室にお渡ししますね。