理事長・校長日記iグローバル部
「挑戦」の2019年
2019年もあとわずかで終わろうとしています。皆様にとって、この1年はどのような年だったでしょうか?
2019年は、日本の社会にとっても大きな変化の1年でした。「平成」から「令和」という、新たな時代を迎えることになりました。
そのような中、私たちの学校法人 高木学園も4月より「英理女子学院高等学校」という新たな名前で、新しい高等学校教育をスタートすることになりました。
明治時代に創立者・高木 君(たかぎ きみ)先生が、裁縫の力を武器にして、社会に貢献できる女性を育てようと想ってから110年以上。社会が急スピードで変化して、女性が社会で活躍することがかつてないほど期待されています。そのような現在~これからの社会を考えたときに、女子だけの環境で”グローバルx創造力・思考力×STEAM(Science, Technology, Engineering, Art, Math)”の力を養って、世界のどこにいても新たな価値を生み出し貢献できる女性を輩出したいと、英理女子学院をスタートしました。女子だけの学校でそのようなことをするのが可能なのか、などの声が聞こえてくることもありましたが、私はいつも何事も「挑戦」しないことには道は開けない、とにかく前進あるのみと思っていました。
4月には、非常に前向きな1期生の生徒たちが英理女子学院の両学部(iグローバル部、キャリア部)に入学してきてくれて、生徒たちの成長を様々な場面で感じられる2019年でした。「自考自立/自律」の教育目標のもとで、iグローバル部でもキャリア部でも生徒たちが自立/自律できるような様々な新たな取り組み(「考える科」のスタート、夏の職場経験、企業との協働マーケティングプロジェクト、課外プレゼンテーション/プログラミング講座、セブ島語学研修 など…)に「挑戦」し、これらを軌道に乗せることができました。
ここに至るまでの、私たちの「挑戦」の1年間には、数えきれないくらい多くの皆様にお力をお借りしました。本当にありがとうございました。
2020年、英理女子学院高等学校はさらに成長を続ける予定です。今後ともご指導のほど、お願い申し上げます。
2019年12月31日
学校法人 高木学園
理事長 髙木 暁子