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理事長・校長日記キャリア部

「果敢」に挑戦する2020年

本日より英理女子学院高等学校の3学期がスタートしました。

この3学期は3ヶ月という短い学期です。1年度の総まとめの時期でもありますので、ぜひ今年度に目標としていることに積極的に取り組んで欲しいと思います。

教職員の皆さんにも年頭のあいさつを致しましたので、こちらに抜粋をご紹介します。

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新年あけましておめでとうございます。

令和になってから初めての新年を迎え、2020年代が始まりました。本年が皆様にとって、またご家族の皆様にとって佳い1年でありますよう、お祈り申し上げます。

 

 

 

昨年2019年は、私たちが大きな一歩を踏み出した1年でした。高等学校は「高木学園女子高等学校」から「英理女子学院高等学校」と校名を新たに、2学部制でスタートしました。幼稚園では、従来の「幼稚園」から「幼稚園型認定こども園」へ移行して、新たな道を歩むという「挑戦」をはじめた1年でした。

教職員の皆様のご尽力により、新校や新体制にスムーズに移行することができたことをお礼申し上げます。この1年を歩んでいる中で、改め私たちはそれぞれの組織での課題にも直面したように思います。

そのような1年を経て新たに迎えた2020年を、どのような姿勢で進んでいきたいのか、あるエピソードをご紹介します。それは、サンリオピューロランドの復活、です。

サンリオピューロランドは、サンリオのキャラクターが主役のテーマパークです。その立地や設立年などから、近年はいくつもの「課題」を抱えていました。まず、30年以上前に作られたという「古さ」、多摩センターという都心からはかなり離れた「遠さ」そしてテーマパークの面積の「狭さ」。5年ほど前には、入園者数の低迷が続き廃園か・・・とまで言われていたそうです。

そこに、小巻亜矢さんという女性が社長として着任され、「果敢」に挑戦を始められました。都心から「遠い」なら、都心からの来園までの時間も楽しめるような仕組みを作ればよい、「古い」なら、その味わいを懐かしんでもらえるような工夫をすればよい、「狭い」なら、すぐに次のシアターに移れることをもっとアピールすれば良い、と今の状況も工夫次第で克服できると「果敢」に挑戦を続けられたのです。小巻さんが着任されてから5年間で入場者数は4倍にまで増加したそうです。そのように、現状を克服するために積極的にアイデアを出し、決定し、行動する姿勢を、私たちも学んで行きたいと思います。

「果敢」に挑戦することで、生徒たち・子供たちがより豊かな人生を送ることができるように、自主性・行動力に富んだ人を輩出できるよう2020年共に歩んで行きましょう。

本年もどうぞ、よろしくお願い致します。

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