理事長・校長日記キャリア部
幸せな生き方は自分で選べる!
先週土曜日。キャリア部1年生の皆さんは、社会で働く女性3名の方々のお話をうかがう機会がありました。
料理研究家の方(テレビなどでも活躍されている方です)。司書の方。そしてリクルートで営業をされている方。
どの方のお話も、同じ女性としてうかがってとても共感できました。というのも、3人の皆さんが、女性の人生を歩んでいくなかで、様々な転機があり(たとえば結婚や、出産や、ご主人の転勤や、はじめの仕事との相性など…)ご自身で今のキャリアを選んでいらしていることをお話されていたからです。
私は常に人生とは「こう生きなくてはいけない」というようなレールがあるのではなく、「自分らしく生きるにはどの道が良いだろう」と自分で考え、悩み、そして選んでいくものだと思っています。
今回ご登壇くださった3人の方々もまた、そのようにキャリアをご自身で前向きに選択されていました。そのことを、とても率直に生徒にお話をしてくださいました。私は皆様に大変感謝しながら、また共感しながらお話をうかがいました。(皆様、本当にありがとうございました。)
そして、たまたまですが、最近書店で手に取った本で、このような本を読んでみました。
『これが私の生きる道 ~彼女がたどり着いた愛すべき仕事たち~』(世界文化社)という本です。
この本の中に、33人の女性の生き方(キャリア)が紹介されています。この本を読んで驚きました。というのも、33人の女性たちが、自力でどんどん道を切り開いていることが伝わってくるからです。こういう女性がどんどんこれからも出てくると、日本は変わって行くのではないかという希望を感じられます。
この33人の女性に共通するのは、行動力、度胸、熱意。
自分の人生を、自分で切り開こうという強い意思と行動力に感動します。
例えば・・・本格的なインドカレーが大好きだったけれど、スパイスを簡単に組み合わせることができにくいので、自分でスパイスのお店を開業した女性。ご主人のお母様が編み物が得意なことに着目し、高齢者の方々の「編み物」のスキルを活用してファッショナブルなバッグのお店を創ってしまった女性。もともと薬剤師の資格を持ちながら企業でお仕事をしていたけれど、ご自身の永年の体調不良が漢方薬で治ったことで漢方薬を調合するLINEアプリを立ち上げた女性。歯医者さんとモデル業と企業とのコラボのお仕事の3つを同時に進めている女性・・・などなど。皆さんの人生を切り開く力があまりに”エネルギーにあふれていて”同時に”面白く”、一気に読んでしまいました。
先週のキャリア部の生徒たちの講座、そしてこの本を読んで改めて感じたことは、この本の帯にも書いてありますが
幸せな生き方は自分で選べる!
ということです。英理に学ぶ皆さんが、これからの人生で幸せな生き方を自分で選ぶことができるように、この学校で準備をして欲しいと思います。