理事長・校長日記キャリア部
このキャップがワクチンに
午前中に正面玄関の前でJRC部顧問の先生がこの量のペットボトルのキャップを整理してくれていました。
す、すごい量ですよね・・・
うちの生徒たちと先生たちで、こんなにペットボトルの飲料を飲んだの???と疑問に思っていたのですが、顧問の先生曰く
「これは、本校と、(コロナウイルスの影響でゴミ箱を撤去する前まで)JR菊名駅の方が持ってきてくださった分と、水道局さんからの分を合わせたものです。だいたい半年強~10ヶ月くらいの量ですかね。」
とのことで、納得しました。
このキャップは、回収して頂いたあと、リサイクル資源となります。その資源の代金を原資にワクチンが購入されて、途上国の子供たちがそのワクチンを接種することができるようになります。(こちらのページにその仕組みが分かりやすく説明されているので、ぜひご覧ください。)
この活動は本校でももう10年以上続けていると思いますが、これもSDGs(Sustainable Development Goals)の大切な活動になると思います。
SDGsの17のゴールの
1:「貧困をなくそう」
3: 「すべての人に健康と福祉を」
10: 「人や国の不平等をなくそう」
などにつながっていく活動だと思います。(SDGsって何?という方は、まずこのページをご覧になると良いかと思います。とても分かりやすくその紹介されています。また、SDGsの17のゴールと、そのゴールの中にさらに細かく説明されているターゲットについては、こちらをご覧ください。外務省の日本語訳で、少し難しいのですが、17のゴールについては15ページに、169のターゲットについては16~29ページに書かれています。また、英語の原文が読みたい方はこちらもぜひ参考にしてください。)
壮大なことをする、ということではなく、私たち一人ひとりが毎日の生活の中でできることに取り組む、それが持続可能な社会をつくっていくことだと思います。みなさんも、「私の生活の中で、何かできることが無いか」をいつも考えて行動してみましょう。