理事長・校長日記iグローバル部
WillがあってSkillがついてくる
今日は朝から大変すばらしいニュースが飛び込んで来ました。
iグローバル部2年生の高野さんが、北海道大学大学院主催の「海の宝アカデミックコンテスト2020全国大会」で2位に輝いたというのです!
このコンテストは、数百人の高校生からの応募があり、そこからまずは全国大会に進めるかどうかの選抜が行われました。先日高野さんが
「先生、私、全国大会に進みます!」
とのことだったので、これは何としても彼女に全国で好成績を残して欲しい!と思っていました。
高野さんはもともと小さい頃から海の生物、とりわけイルカが大好きでした。
数年前、神奈川県の海岸にイルカの子供が漂着し、身体の中からプラスチックゴミが見つかったことに衝撃と怒りを感じて、イルカなどの生物にも害の少ない「自然のもの」からできたプラスチックを創る!という情熱が生まれました。
高野さん自身の親戚の方が新潟でお米を作っているということもあり、「コメ」からプラスチックを創るという彼女の挑戦が始まりました。そして試行錯誤しながらなんとか「コメのプラスチック(彼女は自分の名前+コメをかけあわせて”コノマイ“と名付けています)」を完成させたのです。
そのような素晴らしい「発表のコンテンツ」がありましたので、あとは
* プレゼンテーションスライドの作り方
* プレゼンテーションの進め方
を磨き上げれば、全国大会上位入賞も夢ではないのでは?と思っていました。
そこで、プレゼンテーションについては、実際に社会でプレゼンをされている方などにもアドバイスを頂いたりして、準備を進めていました。
そのような中での、このニュース!
本日、ある女性経営者の方からのお話で
「Will (意思・想い)があれば Skill(力)はついてくる」
という言葉を聞き、その通りだなと思っていたのですが、まさに高野さんの今回のケースもそうだなと感じます。
大好きで大切なイルカの住む環境を守りたいという想い(Will)に基づいて、さまざまな力(Skill)を身に付けて結果をのこしたことは非常に素晴らしいと感じます。
本当におめでとうございます!
そして、(以前から私は本人に伝えているのですが)ぜひコノマイの実用化を・・・!