理事長・校長日記理事長・校長日記iグローバル部
Stanford e-Eiri 2021開講
昨年度から、英理女子学院はスタンフォード大学と協働でオンライン講座”Stanford e-Eiri”を開講しています。これはオンライン上で約半年間、世界の課題であるSDGs(Sustainable Development Goals)についてスタンフォード大学の先生とともに学ぶ講座です。生徒たちは、3名でチームになって授業(40分の時間を与えられます)を担当したり、SDGsに関連するテーマに基づいて英語でディスカッションしたりしながら学んで行きます。
今日は2021年度のStanford e-Eiriの第一回目が開催されました。
講座を担当して下さる先生から、このStanford e-Eiriの進め方についてお話があり、また参加者の”Rule”についても説明して頂きました。
- 1. Every voice has equal weight.
- 2. We celebrate the differences.
- 3. We embrace our mistakes.
参加する誰もが同様に大切であり、1人ひとりに”違い”があることを尊重する、そしてミス・失敗を歓迎する、というルールです。
生徒たちは「すべて英語」(日本語は一切使用しません)での講座に参加することになりましたが、真剣に英語でやり取りをしようとしている姿勢が伝わってきました。(初回でしたが、皆さん頑張ったと思います!)
そして、講座終了後に本日のフィードバック(感想)を投稿することが宿題になっていたのですが、それらに投稿されていた生徒たちのコメントを見ると
「これまで、間違えてはいけない、間違えることは恥ずかしいことだと思って、すごく緊張していたけれど、もっと勇気をもって挑戦して良いんだ、と前向きにとらえることができた。」
「まわりの友達も英語でしっかり発言していて、とても刺激になった。」
「本当は発言したかったのに、できないことがあったので、次回からはそのような後悔をしないようにトライしてみようと思う。」
などの前に向かっていく気持ちが伝わってきました。
普段は日本語で授業を受けている生徒たちが、全て英語で&積極的な発言が求められる講座を受けることには、大きなカルチャーショックがあるかと思います。ですが、こうした環境に慣れ、自らの意見を堂々と発信できることができる・不安があってもまずはやってみる、という姿勢を10代のうちに身に付けることは、今後の人生に大いに役立つと思います。みなさん、ぜひこの後、間違いや失敗を恐れずに挑戦して行きましょう。