理事長・校長日記理事長・校長日記iグローバル部
聴導犬とともに前向きに人生に向き合う – 津田塾大学中條先生ご講演
今日は6,7時間目に大学出張講座が開催されました。iグローバル部には、杏林大学の先生と津田塾大学の先生がご来校くださって、放射線技術について、また政治学(合理的選択理論と投票行動)についてお話をしてくださいました。
そのご講演の内容も非常に面白かったのですが、それに加え私が感動したのが、津田塾大学の中條先生のスタンスでした。中條先生は、聴導犬を伴ってご来校くださいました。聴覚に障がいをお持ちで、聴導犬の次郎くんが先生の耳となり生活をサポートしてくれています。
(この写真では見えませんが、先生の足元に次郎くんがいました。)
中條先生は普通に講義もされ、ご自身が聞くことができない部分を聴導犬の力を借りることで、ごく自然に生活をされていました。(そして東京大学からとTexas A&M Universityからと2つも博士号を取得されています!)普段の津田塾大学での講義でも、学生さんたちとは筆談・メール・LINEなどでコミュニケーションを取られているそうで、ほぼ困ることは無いそうです。
ご自身の人生に、ごく自然に前向きに向き合っていらっしゃる姿に、大変共感し力を頂きました。
津田塾大学の先生の記事も大変興味深く素晴らしいので、ぜひこちらもご覧ください。