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コロナ禍の英理女子学院 – 2021年も大変お世話になりました

あと数時間で2021年が終わろうとしています。

コロナウイルスの感染が収束しない中で教育活動を進めることとなった2021年ですが、コロナ禍を「前提」として学校をいかに運営するのかを絶えず考え続けた1年だったように感じます。

学校の授業に関しては基本的には「対面」(リアル)で行いましたが、全校生徒が屋内の一か所に集まるような行事等は緊急事態宣言下では実施ができませんでした。

しかし、「その中でもどのように工夫したら実現できるか」を工夫して考え・実践したのが2021でもありました。

 

 

体育祭も、生徒会の生徒たちが中心となってマスク着用・密の回避・非接触を徹底した形で実施しました。(こちらはキャリア部)

 

 

 

 

 

 

 

iグローバル部も今年ようやく3年生までがそろって「iグローバル部の体育祭」を初めて実施することができました。

 

 

 

 

 

ちょうど夏ごろには感染者数が非常に多い状況が続いていましたが、リアルでの実施をしつつも「オンライン」を活用して文化祭(英理祭)も行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、海外への渡航は依然として難しい状況が続きました。

 

 

海外研修などは「オンライン研修・オンライン留学」などに切り替えて実施しました。

 

 

コロナ禍が長く続いていることで、逆に海外との交流などが活発になった面もあります。

 

アメリカの高校生などと交流をすることも、これまでは現地に赴くなどがあって初めて実現するということが前提でしたが、このようなコロナの日々でオンラインで交流することが「当たり前」になり、本校でもニューヨークの高校生とオンラインでディスカッションを重ねたり

 

 

 

 

サンフランシスコの女子高の生徒さんたちとオンラインで交流会を行ったりもすることができました。

 

 

 

オンラインを活用した交流は海外だけにとどまらず、例えば図書委員の生徒たちなども、他校の図書委員の生徒さんたちと

 

 

オンラインで図書(本)について交流する機会などもできました。

 

 

 

 

2年前にはこのような世界的な感染症によって私たちの生活が様変わりすることは予想もしていませんでした。そして昨年の今ころは、私たちの誰もが「2021年こそは、元の生活に戻れると良いな」と思っていました。しかし、実際にはコロナの影響は長く続き、ワクチンや治療薬などが登場してもなお、このコロナとの戦いはしばらく継続しそうです。

2022年は、コロナ禍と共生しながらいかに生徒の皆さんの日々を・教育を充実させることができるか、また英理女子学院第2フェーズ(新しい3年間)をいかに創りあげていくかに尽力して行きたいと思います。

本年も皆様のご理解・ご協力なしに学校を運営することはできませんでした。心からお礼申し上げます。

ここからしばらく厳しい寒さが続きそうですし、新型のオミクロン株の感染拡大も懸念されます。

お身体に気を付けられ、どうぞ良い年末年始をお過ごしください。

2021年12月31日

学校法人 高木学園

理事長 高木 暁子