理事長・校長日記キャリア部
大人の女性の心に響く企画を考える
今日はビジネスデザインコース1年生のマーケティングの授業に参加してきました。
リクルートやローソンなどの企業でマーケティングの企画を成功させていらした野林徳行先生による授業です。
今日の授業では「お仕事する女性(18歳~30代くらいまでの)のカテゴリーごとに、そのカテゴリーの女性の心に響く雑誌の企画を考えよう」というテーマでの講義とグループワークを行いました。(「とらばーゆ」のような雑誌の企画を考えるという前提です。)
そこで、生徒たちは「大人の女性」といっても
- * 18歳から25歳くらいの比較的年齢の若い女性たち
- * 26歳から33歳くらいまでのキャリア形成に一生懸命な女性たち
- * 33歳以上くらいで、育児などと仕事の両立を頑張っている女性たち
などさまざまな女性のカテゴリーがあることを知り、「全ての女性に響く企画」というのは難しい、それぞれのカテゴリーに向けた企画が必要、ということも教えて頂きました。
そのうえで、どのようなカテゴリーの女性たちに、どのような企画を示して、どのようなキャッチコピーをつければ良いかを考えるという課題が出ています。
16歳の高校1年生には、この「大人の女性」についてイメージをふくらませること、そしてその人たちの気持ちを推し量るということが、かなり難易度が高いようでした・・・(経験していないので当然ではありますが)
その際に、野林先生がおっしゃっていたのは
「色々な人に、とにかくひたすら聞く」
「色々な女性のテレビや雑誌・ネット記事などを見る・読む」
などして、少しでも想像をふくらませられるように自ら動こう、ということでした。
そういうことの蓄積なしに、経験したことのない人たちに響く企画(アイデア)は生まれません。ぜひ、周りの大人の女性を見かけたら、色々話を聞いてみてください。
マーケティングとは、「人の気持ちを知り」「その気持ちに応じられること」を提案~実施することです。
みなさんからどんな企画案が出てくるのかを楽しみに待つことにします。