理事長・校長日記キャリア部
先生、いつまでもお元気で
今朝、受付に突然訪ねてきてくださった方がいらっしゃいました。
永年、本校の校医を務めてくださっていたS先生です。季節ごとのお手紙などのやり取りは続いていたのですが、10年以上前に少し体調を崩されてからは、直接お目にかかる機会はありませんでした。
先生は、永年校医として本校をご覧になってきたご経験から、以前にも
「最近、生徒さんたちの雰囲気が少し変わりましたね。」
など、大変鋭いコメントを下さることが多くあったのです。
先生は今、94歳になられたとおっしゃっていました。現在も歩行器を使いつつご自身の足で歩いていらして、週に1回は本校の周りも歩いていらっしゃるのだそうです。
「先生お変わりないお姿を拝見できて、本当に嬉しいです!」
とお話しました。90歳をこえていらっしゃるとは思えないほど、明瞭にお話をされていて、
「先生方、生徒さんたち、このコロナ禍で色々大変だと思いますが、頑張って下さいね。」
とおっしゃって下さいました。ずっと変わらず本校のことを気にかけて下さり、光栄でした。
このような永年の、さまざまな方のお力によって、高木学園は支えられてきたんだなと改めて感じています。
「また、この辺りを通られたときには、ぜひお立ち寄りください。」
とお話して、お別れしました。本当に嬉しい再会でした。