公共の場で思いやりを持った行動

先日、学校にお電話を頂きました。電話口に出た先生が、お電話の先の方から、このような話をうかがいました。

その方とお子さん（幼稚園児くらいの小さいお子さんだったそうです）が駅で電車の乗降をしている時に、お子さんが電車のドアに手を挟んでしまったとのこと。

それを見ていた本校の生徒が、その場ですぐに「冷たいペットボトルの水」を購入して、その方に

「これで手を冷やして下さい」

と渡したそうです。

とっさのことだったため、その方は生徒の名前をその場で聞くことができなかったそうですが、生徒の行動に大変感動されて、学校にお電話をしてくださいました。

公共の場で、全く見ず知らずの方に対して、突然のこうした出来事に機転を利かせて対応してくれた在校生がいることが、大変嬉しく私も感動しました。まさに「信頼し得る婦人、実際に役立つ婦人」として行動してくれたと感じています。私自身、そのような姿勢を、この生徒から学びたいと心底思ったできごとでした。