理事長・校長日記理事長・校長日記理事長・校長日記iグローバル部キャリア部
「信頼し得る婦人 実際に役立つ婦人」再び
昨日、近隣の方から 本校の生徒に対してお礼のお電話を頂きました。
学校から最寄りの菊名駅の間で、急に体調を崩された方がいらしたそうですが、
その際に本校生徒と同じく近くを歩いていた方と協力して、その急病の方のもとに駆け寄り救急車をすぐに呼んでくれたそうです。そして、その生徒は救急車が病院に向けて出発するまで、その場で付き添ったということでした。
そうした一連の出来事をご覧になっていた近隣の方から、
「生徒さんの名前を聞くことができなかったのですが、大人でもなかなかできないような対応をされていたのが素晴らしく、学校にもご連絡をしたいと思いまして」
と、お電話を頂きました。
このようなお電話を頂くことが、このところ連続しています。
私は、とっさにこのような”行動”をすることができる生徒が、本当に素晴らしいと感じています。
「あ、あの人困っているのかな?」
と思うことはできても、そこから実際に”行動できるかどうか”は、別の次元の話ですよね。
なかなか自分の判断で、瞬時にそこまで行動できることは少ないのではないでしょうか。
本校の創立者・髙木君先生は、「信頼し得る婦人 実際に役立つ婦人」(社会で実際に信頼され、役立つ女性)を育てるためにこの学校を設立しました。
最近連続している、生徒たちのこのような行動こそ、まさに君先生が理想とした女性像を体現したものと言えると思います。今後も、こうした生徒たちがどんどん出てきてくれることを願っています。