理事長・校長日記理事長・校長日記iグローバル部
Stanford e-Eiri 2022始まる!(先生も来日)
2022年10月1日、本校とスタンフォード大学SPICE(Stanford Program on International and Cross-Cultural Education)のオリジナル講座”Stanford e-Eiri”の3期目が開講しました。
このプログラムは、アメリカ西海岸のスタンフォード大学と本校をオンラインで結んで、生徒たちがスタンフォードの先生とともに世界の課題についてAll Englishで学んでいくという講座です。2020年9月にスタートして、今年は3年目となりました。当初、2019年にこのプログラムをスタートするための相談をしていた時には、毎年1回、Stanfordの先生と参加している生徒たちがリアルで会う機会が作れたら良いですね、と話をしていました。しかしプログラム企画段階でコロナウイルスの感染が世界的に拡大して、日米を行き来することがほぼ物理的に難しい期間が2年半くらい続きました。
そして、今年の夏以降、ようやく海外と日本の行き来が少しずつ可能になってきました。
そのような中、今年のStanford e-Eiriでは、Instructorの先生が来日されていて第1回目の講座は本校で実施してくださることになりました。
参加した生徒たちはすべて英語、しかもスピードもそれなりに早く・世界情勢などにも触れながら英語での講座が進行し、極度の緊張状態だったようでした(!)。ですが、第1回に直接先生とお話させて頂いて関係を築くことができたため、今後の学びがぐっと深まると感じました。
本日の講座の最後の15分くらいには
私(高木)と、指導教官のYang先生と、Yang先生のお嬢様の 海外で学んだ経験についてのパネルディスカッション
も行いました。
その中で、いくつか大事なポイント
- 海外で学ぶには、「このポイントでしかできない」という決められたタイミングや方法が存在するのではなく、時期・方法など選択肢はたくさんある(高校を出てすぐ海外の大学に進学する方法、日本の大学から交換留学などで留学する方法(←高木がそうしたという経験談をお話しました)、日本の大学を卒業してから、海外の大学に入学する方法、日本の大学を卒業してから、海外の大学院に入学する方法、日本の大学を卒業し、就職してから数年後に海外の大学院に入学する方法・・・など、たくさんの方法があり得ます)
- 自分が本当に「海外に行ってみたい」と思うのであれば、その思いは持ち続けていれば、実現できる
- 海外に行ってそこで学ぶことで、視野が広がり、人生の生き方に自由度が加わる
- 海外のどこに留学するかについては、自分の希望(都市生活が良いか/郊外の生活が良いか、日本人やアジア人が多い場所が良いか/日本人がほとんどいないところが良いか、経済・ビジネス、政治、芸術などの特定の分野に強みを持つところが良いか、など)を十分考えて選択すると良い
などについて、3人それぞれの経験をふまえて話をしました。
ぜひこのプログラムを通じて、皆さんの視野が世界規模に広がり、人生の可能性が開いていくことを期待しています。