理事長・校長日記理事長・校長日記理事長・校長日記iグローバル部キャリア部
好きなものを表現しよう~プログラミング講座~
先週末のことですが、生徒たちが取り組んでいるプログラミングの取り組み(経済産業省「未来の教室」で採択された事業で、Playful Codingというビジュアルアートのプログラミングを学ぶ講座です)について、現在の進捗状況についてオンラインでアドバイスを頂く機会がありました。
アドバイスをしてくださったのは、中島さち子さん。中島さんはSTEAM教育の実践で全国の様々な場面でご活躍の方です。(ご自身の高校時代に国際数学オリンピック大会に出場され、優勝されたというスゴイ方ですが、同時にJazzのピアニストでもあり、本当に多彩な方です。)
生徒たちに
「この後、この作品をどういう風に発展させて行きたい?」
と質問をされ、生徒たちが迷ったり考えたりしている時に
「難しく考えないで、自分の好きなキャラクターだったり、絵をどうやって回転させたり動かしたりしようかな、とか、好きな音楽と画像をどうやって組み合わせようかな、というところから作品を発展させればいいんですよ。」
と優しくアドバイスをしてくださいました。
さらに、
「プログラミングの世界では、すでにすごいプログラムを書いた人の事例が見つかるので、それを真似して(ある程度のところはコピーさせてもらって)そこに自分らしいオリジナルなポイントを加えたりしていくということも楽しいですよ。全てをゼロから自分でプログラムするというところに必ずしもこだわらなくても良いと思います。そしてtry & errorで、とにかくプログラムを書いてみて→動かしてみて→うまく行かなかったら→さらにやり直す、ということが大切です。」
というヒントも下さいました。
生徒たちの作品を見てくださっている中島さん、そしてアドバイスをくださっているときの中島さんが、本当にこういうプログラミングを楽しんでいらっしゃるのだなということが生徒たちにも伝わって、生徒たちのモチベーションも一気にアップしました。
生徒たちは、あと1ヶ月くらいで自分ならではの作品を完成させる予定にしています。どのような作品が出来上がるのか、楽しみにしています。