人生を長期スパンで考えて、挑戦し続けよう　～英理2期生卒業式～

今日は英理女子学院2期生の皆さんに卒業証書を授与しました。

2期生は、コロナウイルス感染拡大の時期に入学することとなり、入学式も4月に実施できず、6月まではオンラインでの授業とせざるを得なかったという生徒たちです。

3年間の高校生活の中で、1～2年生の間は行事にも大きな制約があり、3年生になってようやく高校生らしい生活が少しずつ体験できた、そのような学年です。

そのような皆さんが、今日はほぼ通常通りの卒業式に参加できたこと、その中でも”卒業証書を受け取る際にはマスクを外して笑顔を見せてくれた”こと、マスクをつけた状態ではあったものの悲願の”校歌をみんなで歌えた”ことが、私は大変嬉しかったです。

生徒の皆さんには、「コロナ禍の高校生活で”これができなかった”と感じるようなことがあるかもしれないけれど、人生や物事を長期スパンで考え、挑戦することを続けよう」という最後のメッセージをお伝えしました。

ぜひ、自分の「これをやってみたい！」という熱意と根気を大切にして前に進み続けて下さい。

また、保護者の皆様には3年間、本学園の教育にご理解・ご協力を賜りましたこと、改めてお礼申し上げます。前代未聞のコロナ禍でお嬢様の高校生活がどうなってしまうのだろうかと、ご不安を感じられていたかと思います。それでも本校ではコロナウイルスの大きな感染拡大も無く、お嬢様方が元気に高校生活を送ることができたのは、ひとえにご家庭の保護者の皆様の多大なるお力添えがあったからにほかなりません。

今後、ますます活躍される皆さんに、またどこかでお会いできることを楽しみにしています。本当にご卒業おめでとうございました。