理事長・校長日記理事長・校長日記クラブ活動キャリア部
準優勝!~デジタルアートの高校生決戦LIMITS~
昨日はデジタルアートの分野でその技・ストーリー性・作品の完成度を競い合う「LIMITS」という大会の高校生大会”決勝大会”に、本校2年生の生徒が参加しました。決勝大会は天王洲で行われるということで、現場でその大会の様子を見てきました。
本校生徒は全国の数ある応募者の中から戦いを続けて「準優勝」!大変頑張ったと思います。
このLIMITSという大会は、大人が参加しているものは2016年から開催されているそうですが、高校生大会は今年度が初めての開催だそうです。
LIMITSでは、20分という決められた時間の中で、その場で突然決まる「テーマ」についてのデジタルアート作品を企画~制作し、その制作過程~完成作品で勝者が決まるという試合です。
この決勝大会で勝ち進めば、半日の間に最大3回戦うことになるというかなり過酷な試合でもありました。
1回目(準々決勝)の戦いが始まる前に、本校生徒、そして対戦相手がルーレットのようにして「単語」を選びます。その2つの単語を掛け合わせたものが、その試合のテーマとなります。
1回目のテーマは「青」×「裏」!→突然決まったこのテーマに対して、どのような作品を創っていくかを瞬時に決めて制作に取りかかる必要があります。
見ている私たち(←何もしていないのに・・・)がハラハラドキドキする20分を過ごし・・・
いよいよ審判が下ります。審査員4名と、会場+ネット投票グループの5グループの審判のうち「多数決」で勝者が決まります。
結果は!
本校生徒が勝利!素晴らしい戦いでした。
続いて、生徒は休む間もなく「準決勝」へと進みました。
準決勝のテーマは「無限」×「限界」ーーーうーん、この言葉から作品の構想をするだけでも20分が終わりそうですが、生徒はあっという間に内容を決めて制作に取りかかりました。
そして、この準決勝も、本校生徒の勝利となりました。決勝へ進出です!
決勝は本校と、埼玉栄高校の生徒さんたちとでの対戦になりました。
決勝のテーマも、なんと、また「無限」×「限界」(本当に偶然ですが、本校生徒にとっては準決勝と全く同じテーマになってしまいました)
本校の生徒も非常に頑張ったのですが、結果は
審査員票: 2(本校) : 2(埼玉栄のみなさん)
オーディエンス票: 1(埼玉栄のみなさん) ‐ このオーディエンス票もたったの2票差だったそうです・・・!
で、本校は準優勝となりました。
ものすごくレベルの高い戦いだったこと、そして僅か2票差ということで、悔しい気持ちもありましたが、何よりも実際に戦った生徒が立派でした。
初めてのこうした大会で全国2位まで勝ち上がっていった実力、そして戦いが終わったあとに、対戦相手の素晴らしいところを賞賛していました。このような姿勢はなかなか大人でも持つことができないです。この大会を通じて、彼女自身、技の面でも、精神的にもとても大きく成長したと思います。熱い情熱に燃えていた顧問の先生も、生徒の良い面をよくここまで伸ばして決勝大会準優勝まで伴走してくれたと思います。
この経験を活かして、さらに高い山をめざして行きましょう!🔥
(昨日の様子は、こちらからアーカイブでもご覧いただけます。)