「夢中に勝る努力なし」 – 1学期終業式

早いもので、今日は7月20日。本日は1学期の終業式を行いました。

この3ヶ月半は本当に「あっという間」に過ぎて行った気がしていますが、それは何しろ生徒たち・教員・そして本校の教育に関わって下さった方々が

夢中で

取り組んでいたからなのではないかと感じています。

生徒たちには

「夢中に勝る努力なし」

という孔子の言葉を紹介しつつ、最近非常に面白く感動したエピソードを一つご紹介しました。

それは、実話として小説になった『宙（そら）わたる教室』のエピソードです。舞台はとある定時制高校。年齢も、性別、職業、国籍も様々で、課題も抱えた生徒たちが、たまたま担任の先生が理科の先生だったことから、教室に「火星のクレーター(くぼんだ地形)」を再現することを試み始めます。最初は半信半疑だった生徒たちでしたが、次第に夢中になって取り組み、その結果を発表したところ、「日本地球惑星科学連合大会」で優秀賞を受賞したとのこと。さらに、この高校生たちは、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の研究にも参加しているとのエピソードです。

この話からも、「夢中の力」を感じます。

この夏休みの間に、ぜひ何か自分が「夢中」になれるものに取り組んで欲しい、そしてそこからさまざまな発見や驚きや感動を感じてほしいと思います。

また、始業式の後には壮行会を行い、全国大会に挑む「ライフル射撃部」と決勝大会に出場する「プレゼン甲子園　チーム鼓」にエールをおくりました。

（ちなみに、プレゼン甲子園については、関東ブロック代表として全国大会にのぞみます。本校のチームが、全国755チームのエントリーの中から決勝大会に挑む10チームのうちの1つとなりました。詳しくはこちらをご覧ください。）

みなさんの健闘を学校一同でお祈りしています！