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学びしかなかった一週間 ~マレーシア修学旅行無事帰国~
今朝6時45分にマレーシア修学旅行組は成田空港に到着し、無事全員で帰国しました。
あっという間の1週間、駆け抜けるような日々でしたが、一言でこの5日をまとめると
「学びしかない日々」
であったと感じています。
多様な民族の住む国であること、現地の高校生(それも他民族国家を反映して、マレー系・中華系・インド系の人々がみな同じ場に集う学校)との交流、宗教によるさまざまな慣習や考え方の違い、そうした国で日本企業がビジネスを行うときに重要なこと、英語が母国語ではなくても意思疎通するという意思、明確な意思表示が大事なこと・・・
など、マレーシアならではの学びも非常に多かったです。
しかし、そうしたマレーシアならではの事だけでなく、
- 集団で行動するときに、どのようなことを各人が守る必要があるのか
- 普段はなかなか接する機会のない人とどのように関係を築くとよいか
- 公共の場で、社会の一員としてどのように行動することが大切なのか
という一人の社会人として、集団で・海外で行動するときに重要なことも多く学ぶ1週間でした。
私は生徒のみなさんに対して「高校生だからこの程度は(周りに迷惑になるようなことを)しても仕方がない」と、全く考えていません。高校生であっても、社会の構成員である以上、その社会で誰からも信頼されるような、その場にふさわしい行動ができる必要があると常日頃考えています。今回の修学旅行でも
* 公共の場で騒がない
* 時間やルールは厳守する
* 相手の文化や慣習を理解したうえで、行動する
* 社会の構成員として、相手の方に失礼にならないような言動・行動をする
という点については、厳しく生徒たちに声をかけ続けました。
さまざまな意味で「学びばかり」の1週間だったと感じています。
生徒のみなさんは、多くのことを学んだと思いますが同時に疲れや緊張も多かったでしょう。この週末に体調を整えて(マレーシアとの気温差15度近く!)月曜日からまた元気に登校してください。