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花の魅力 ~Rock’n Rose 曽我部翔さんデモンストレーション~

今日は「和文化講座~花の魅力~」というタイトルで1,2年生を対象に講座を行いました。

日本人と花の関わりは、仏教が日本に伝わり、仏壇の前に花をいけるようになったことが始まりと言われています。その後、床の間に花をいける”いけばな”が盛んになって行きましたが、日本人の生活様式も変わり(床の間がない住宅に住む人が増えてきました)、最近は”フラワーアレンジメント”という洋風の花の人気が高まってきています。一方、昨年末には”華道”が無形登録文化財として認定されました。

日本人は今、そしてこれから花といかに向き合っていくのか、そのことを感じながら考えてもらうために、フラワーアーティストの曽我部翔さんをお招きしました。

曽我部さんは、お花の店舗を経営されている花屋さんではなく「フラワーアティスト」。歌手・アーティストの作品のために花をデザインしたり、企業のポスターなどのフローラルデザイン、またNHKの大河ドラマとのコラボを行ったりと、日本~世界で活躍されるフラワーアーティストです。

実は私は今を遡ること10数年前、曽我部さんが大型のお花の作品を創られる瞬間をライブで&至近距離で拝見し(花いけバトル、というイベントがありますが、そちらの初期の頃でした)、以来

「素晴らしいアーティストの方だ!」

と震えるほど感動したのですが、まさかその曽我部さんが学校に来てくださることになるとは、思ってもみませんでした。

そして、今日はまず曽我部さんが最初に花を”束ねて”素敵なブーケを創ってくださり・・・

その次には大作の作品を創って下さいました。

息をのむような迫力と魅力の大作が完成しました。会場一同で

「おぉー!」

とその完成の瞬間、大変感動しました!

夢中で見ているうちに講座が終了しましたが、終了後は作品を近くで見ようという生徒たちが多く作品を囲んでいました。曽我部さんに直接質問させて頂いた生徒もたくさん。

この後、せっかく創って頂いた素晴らしい作品を「解体」してしまったのが、なんとも悲しくて残念でなりませんでした・・・

ですが・・・なんと、その後、そのお花をつかって曽我部さんがさらに別の花器に素晴らしい作品を創って下さいました。その作品を、校長室前の廊下に飾っていますので、ぜひみなさん明日その作品も見てみてくださいね。

花と私たちがどのように向き合うか、考える素晴らしいきっかけを頂戴しました。

曽我部翔さん、JFTD学園の中尾校長先生、事務局の皆様、お忙しい中ご来校いただきまして誠にありがとうございました。